クレジットカード明細の取り込みや領収書転記の自動化などで作業時間が4分の1に

クラウド会計ツールとクレジットカードサービスとの連携により、自動でデータを取り込めるようになったことで転記作業を90%以上カット。さらに交通費や会議費、交際費の中でも類似の金額や請求元の名義から過去の仕訳パターン、事前に登録しておいた自動仕訳登録ルールと照合して自動仕訳を行う機能を活用することで、クレジットカードの大量のデータ入力作業の時間や、クオリティを劇的に改善しました。

また、領収書をクラウド会計ツールへ取り込んだ後、OCR技術を利用したテキストの自動読み込み機能を活用することにより、領収書の電子帳簿保存法に基づく必須情報を判別し、読み込んだテキストから関連性の高い仕訳データを候補として選出させます。
候補の中から該当の仕訳データと領収書データを選び紐づけて保存を行うため、転記、アナログでの保管、税務調査に向けた仕訳データとの照会作業も、ほとんど自動化され業務の効率化を実現しました。

銀行口座データも同じように、CSV形式でクラウド会計ツールへ取り込み、大きな金額の入出金確認が正確に行えるようになりました。これに加えて、クレジットカードと同じく仕訳の自動判別や自動仕訳ルール設定の活用により、業務の精度を一層高めることに成功しました。

さらに、労務人事ツールと会計ツールを連携し、給与計算から給与に関する仕訳の処理を自動化。計算や転記作業を自動的に行うように改善したため、所得税や住民税の毎月の納付も正確に行われるようになりました。

これらの取り組みにより、全体の時間コスト・業務量をおよそ4分の1まで削減しました。